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Who We Are

Trio Aido (トリオ・アイドー)は、古代ギリシャ語で『歌う』を意味する言葉に由来する。「歌は人の感情表現の最も崇高な術である」という、古代ギリシャの概念に感化され、西洋音楽はルネサンス時代、大きな変革を見た。その歴史に倣い、楽器も歌と共に言葉を表現し、歌い手と弾き手、更には聴き手も共に心で同じ感情を共有し、共鳴し、心で「歌う」場を提供する。 また、演奏や教育を通し、歌唱の伴奏目的で開発された西洋の撥弦楽器(リュート/テオルボ)を用い、西洋古楽を、コンサート、マスタークラス、レクチャーなどの形態で伝承する。

 2021 年 11 月、日本に由来する3人は共通の演奏理念から意気投合、バーゼル・スコラ・カントルム音楽院にてトリオ結成に至った。以来、Anna-Maria Dragosits、Peter Croton、Evelyn Tubb、 Elizabeth Kenny、Nigel North、Jörg-Andreas Bötticher などの著名音楽家に師事し、活動を続ける。ソプラノの井ノ上歌歩(東京芸術大学学士修了、バーゼル・スコラ・カントルム音楽院修士課程在籍)、リュート/ギターのシモン・ ファンデル=プラッツェ(バーゼル音楽院修士課程修了、バーゼル・スコラ・カントルム音楽院修士課程在籍)、タリーサ久実・ウィットマー(オランダ王立音楽院学士・修士課程修了、バーゼル・スコラ・カントルム音楽院音楽教育修士課程在籍)から成る。

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Members

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 Simon Vander Plaetse
シモン・ファンデル​=プラッツェ

リュート、テオルボ、バロックギター

ベルギー出身。バーゼル音楽大学にて

ギターをシュテファン・シュミット教授に、バーゼル・スコラ・カントラム音楽院にてテオルボをピーター・クロトン教授に師事し、現在は同校で演奏家修士号取得に向けて古楽の研究を続けている。ギターでは、スイス国立青少年音楽コンクール現代音楽部門優秀賞(第一位)など、複数の青少年コンクールで入賞。テオルボでは、様々な編成による通奏低音の演奏を積んでおり、ジュリアン・ベアやアマンディーヌ・ベイエなどの著名な古楽奏者のアンサンブル演奏のレッスンに参加。

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Talitha-Cumi Witmer
ウィットマー・タリーサ久実

リュート、テオルボ、バロックギター

東京生まれ。13歳より東京にてルネサンスリュートの勉強を始めた。デン・ハーグ王立音楽院にてヨアヒム・ヘルドとマイク・フェントロスに師事し、リュートとテオルボを学ぶ。これまでに、ユトレヒト古楽音楽祭、モデナ・グランデッツェ・メラヴィーリエ音楽祭、アンブロネ古楽音楽祭などの主要な古楽フェスティバルに出演している。ソリスト、通奏低音奏者として、ベルギー、クロアチア、リトアニア、デンマーク、ドイツ、フランス、イタリア、日本、ラトビア、オランダ、ポルトガル、スイスで演奏活動をしている。2022年、ピーター・クロトン氏指導のもと、バーゼル・スコラ・カントルム音楽院にてリュート教育学の修士号を取得。Casulana Lute Consortの創立メンバーで、バスリュートを担当。

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Kaho Inoue 
井ノ上歌歩

ソプラノ

日本生まれ、日本育ち。14歳より声楽を始め、東京藝術大学にて声楽を平松英子氏に、古楽声楽を野々下由香里氏、佐藤裕希恵氏、ウルリッヒ・メスターラー氏、ウルリケ・ホフバウアー氏、ローザ・ドミンゲス氏に師事。バーゼル・スコラ・カントルム音楽院にて学士号を取得し、2022年より同校にて演奏修士号取得を取得するため研究を続けている。ソリストとして、ボーカルアンサブルグループのメンバーとして、日本、イタリア、ドイツ、スイスで公演を行う。La Cetra、

Collegium Vocale Gentのメンバー。

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